50歳を過ぎて弟が離婚しました。
保険の受取人が元女房ということで、今まで入っていた生命保険を解約してしまいました。
独身生活になったということと、仕事のストレスで飲酒量が増えて行き、生活習慣も乱れて行きました。
心配した母親も生命保険に入らせようと、死亡時の保証より、生前の万が一の医療保障に重点を置いた生命保険を提案してもらい加入しました。
加入して半年余りの会社の健康診断で、バリウム検査で検査の翌日に検査機関から至急精密検査を受けるように連絡が入りました。
健康診断の報告書がまとまってからでは、遅くなるという判断でした。
8月末の健康診断で、精密検査を何度か行って、食道がんという診断が出ました。
食道の摘出ということで、何人かの医師が全て立ち会わないと手術が出来ないといわれました。
その時点で、手術日を予約したのですが、10月の中旬でした。
8月の健康診断まで、何も異常を感じなかったのが、9月には癌に傷が付いて吐血して入院しました。
10月の大手術まで、検査や通院などで会社もまともに勤めることが出来なくなりました。
社会保険の傷病手当金も貰いましたが、受給に時間がかかります。
一番助かったのが、生命保険でした。
加入してまだ、7か月しか経っていませんでしたが、癌と認定された時点で100万円。
入院・手術に対しても見舞金が支給されました。
独身になって、仕事が出来なくなってしまった弟でしたが、傷病手当金と生命保険のおかげでなんとか生き永らえました。
その後、癌が肺に転移して、更に100万円支給されされました。
本当に少ない掛け金で、弟の人生を救ってくれた生命保険に感謝しています。